夏が近づくと、アウトドアでバーベキューを楽しむ時期がやってきます。
大学のクラブ活動、職場の仲間、友人たちや地域コミュニティでバーベキューの計画を立てる人も多いでしょう。
特にバーベキュー初心者にとって、火をつけることは最初の大きな挑戦です。
経験者ならすぐに火をおこせるかもしれませんが、初心者はなかなか難しいものです。
私自身も、最初は火をつけるのに1時間以上苦労した経験があります。
ですが、今ではたった15分で簡単に火をおこせるようになりました。
そこで今回は、「バーベキューで簡単に火をおこす方法」を紹介します。
基本的な点火の方法から、短時間で効率的に火をつけるコツまで、様々な技術を紹介するので、これからバーベキューを楽しむ予定の方はぜひ参考にしてください。
バーベキューで簡単に火をつける方法:着火剤の活用!
最も簡単で便利な火のつけ方は、着火剤を使う方法です。
特に固形タイプの着火剤がおすすめです。
着火剤はホームセンターや100円ショップで手軽に購入できます。
【準備するもの】
– 着火剤
– 木炭
– ライターまたはチャッカマン
– 扇風機や手持ちの扇
– トング
– 新聞紙、段ボール、割り箸、小枝など
【火のつけ方】
1、固形の着火剤の上と周りに細かく割った木炭を配置します。
手元に新聞紙や小枝がある場合は、それらも一緒に準備してください。
ジェルタイプの着火剤を使用している場合は、木炭の中央にたっぷりと塗布します。
2、木炭を着火剤の周りに井戸の形に積み上げ、理想は5層程度の高さにします。
3、マッチやライター、またはチャッカマンを使って着火剤に火をつけます。
4、着火剤が燃えるのを静かに待つことが重要です。余計な操作をすると火が消えてしまう恐れがあるため、じっと耐える必要があります。
5、着火剤の炎が弱まったら、うちわで強く空気を送り込みます。炭が赤く燃え上がるのを確認してから、さらに炭を追加します。
6、木炭がしっかりと火を持ち始めたら、コンロ全体に均一に広げて肉を焼き始めます。
バーベキューに最適なのは、白っぽく変色し完全に熾火になった炭です。
時間に余裕がある場合は、炭が炎を上げず芯の部分が真っ赤に燃えている状態になるまで待つのが理想です。
時間に制限がある場合、黒い部分が残っている状態で焼き始めても大丈夫ですが、火力が強く焦げやすいため注意が必要です。
バーベキュー火起こしのコツ:着火剤を使わずに簡単に火をつける方法
次に、着火剤なしでも簡単に火をつけることができる裏技を紹介します。
初心者でも簡単にできるので、ぜひ試してみてください。
【準備するもの】
– 木炭
– 新聞紙(2~3部)
– チャッカマンやライター
【火のつけ方】
1、新聞紙を数枚重ね、両手でねじって約10cmの棒状にします。
2、この新聞紙の棒を11本作ります。このうち10本は井形に使い、1本は火をつける用です。
3、井形用の新聞紙をバーベキューコンロの網の上に「井」の形に積み上げます。井形の中央には小さな木炭を数個置くと、火がつきやすくなります。
4、3で作った新聞紙の井形の周りに、木炭を立てて配置します。
5、火付け用の新聞紙に火をつけ、井形の中心に落とします。
6、煙や炎が上がり始めたら、蓋をするように木炭を上から追加します。
7、数分待つと火がつきます。とても簡単ですので、ぜひ試してみてください。
8、木炭がしっかりと燃えている様子を確認したら、コンロ全体に木炭を移し、お肉を焼き始めましょう。
この方法は新聞紙の灰が多く出ますので、周囲に人が少ない場所での使用が理想的です。
住宅街の庭や隣との距離が近いキャンプ場で使用する場合は、特に注意が必要です。
バーベキューの火起こし:短時間で簡単に火をつける方法と便利なツール
「頻繁にバーベキューを楽しみたい」
「子供と一緒に素早く火をつけたい」
「迅速かつ確実に火を起こしたい」
そういったニーズに応えるのは、テクノロジーを活用することです。
具体的には、「火起こし器」の使用がオススメです。
一度使うと、「これまで手動であれほど努力していたのはなぜだったのか?」と思うほど、火起こし器は簡単で快適です。
私自身も少々手抜きがちな性格ですが、「もう火起こし器なしでバーベキューを始めることは考えられない」とまで思っています(笑)。
それでは、火起こし器の使い方を紹介しましょう。
【火起こし器での着火手順】
1、火起こし器に木炭を入れます。木炭は器の半分くらいの量がちょうどいいです。これがうまく火をつけるコツです。
2、チャッカマンやライターで木炭に火をつけます。ガスバーナーを使用すればもっと速く火をつけることができますが、チャッカマンでも十分です。
3、その後は放置するだけ。他に何もする必要はありません。すぐに火がつきます。
4、着火剤がなくても大丈夫ですが、使用すると火が早くつきます。数分で火がつき、10分程度でバーベキューに最適な熾火状態になります。
5、火がついた木炭はコンロに移し、お肉を焼き始めます。
6、キャンプ時には火起こし器の上にやかんを置いて、ガスコンロとして使用するのも一つの方法です。
火起こし器は重たくて持ち運びが大変そうで、高価に感じるかもしれませんが、最近のものは軽量化が進んでおり、持ち運びも容易です。
車で移動する場合には全く問題ありません。
価格も手頃なものであれば1,000円台から購入可能です。
火起こし器の中でも「キャプテンスタッグ」や「チャコスタ」などの有名ブランドがあります。
簡単に火を起こしたい方は、これらの商品を検討してみる価値があります。
いかがでしょうか?
バーベキュー初心者でも、この方法を用いれば簡単に火を起こすことができ、すぐに楽しむことができます。
面倒な火起こしはさっさと済ませて、バーベキューを存分に楽しみましょう。